偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

目次(映画)

〈あ行〉 ・アンダー・ザ・シルバー・レイク ・イット・フォローズ ・エターナルサンシャイン ・エンジェル、見えない恋人 ・オリーブの林をぬけて 〈か行〉 ・キートンの探偵学入門 ・きみに読む物語 ・きみに読む物語その2 ・キングスマン ・キングスマン …

目次(音楽・漫画・その他)

〈音楽関連〉indigo la End 02nd AL『幸せが溢れたら』 03rd AL『藍色ミュージック』 04th AL『Crying End Roll』 05th AL『PULSATE』 スピッツ〈アルバム〉 08th『フェイクファー』 13th『とげまる』 15th『醒めない』〈曲〉 「エンドロールには早すぎる」 …

目次(小説)

≪あ行≫相沢沙呼 『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』青山文平 『半席』朝井リョウ 『世にも奇妙な君物語』芦沢央 『今だけのあの子』飛鳥部勝則 『堕天使拷問刑』綾辻行人 『深泥丘奇談・続々』 『Another エピソードS』伊坂幸太郎 『火星に住むつもりかい?』井上…

野崎まど『【映】アムリタ』読書感想文

はい、みんな大好き野崎まど先生のデビュー作。 むかーし読みましたが、読書会のために再読。 [映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)作者: 野崎まど出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/09/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 井の頭芸術…

西澤保彦『パズラー 謎と論理のエンタテインメント』読書感想文

タイトルの通り、謎が論理的に解決されるパズラーと呼べる作品を集めたノンシリーズ短編集です。パズラー 謎と論理のエンタテインメント (集英社文庫)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/09/20メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブ…

西澤保彦『からくりがたり』読書感想文

8編の短めの短編から成る連作集風の長編。からくりがたり (幻冬舎文庫)作者: 西澤保彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2017/10/06メディア: 文庫この商品を含むブログを見る毎年年末年始に起こる殺人事件と、"計測機"と呼ばれる謎の男を軸にしつつ、各話で友…

今月のふぇいばりっと映画〜(2019.9)

9月はほとんど映画を観ませんでしたね......。最近は読書に比重が偏ってしまっています。 アス イングロリアス・バスターズ サスペリアpart2 アス はい、観てきましたよ。夏休みに海の近くの町の別荘にやってきた一家。実はママは幼少期にこの町で"もう1人の…

沢村浩輔『夜の床屋』読書感想文

ミステリーズ新人賞を受賞した表題作を含む、著者のデビュー短篇集です。 夜の床屋 (創元推理文庫)作者: 沢村浩輔出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2014/06/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見る 前半3編はいわゆる日常の謎ミステリなので…

おはよう、生きてますか? 生きてたら、お誕生日おめでとう。 最近はキリンジのエイリアンズをずっと聴いてます。めっちゃいいですね。

今村昌弘『屍人荘の殺人』読書感想文

はい。 もはや説明不要ですが、デビュー作にしてミステリランキングとかを何冠も獲って映画版も公開を控えているという超絶怒涛の話題作。私も話題に乗るために、文庫化を機に読んでみました。 屍人荘の殺人 (創元推理文庫)作者: 今村昌弘出版社/メーカー: …

相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』読書感想文

日常の謎ふとももミステリの旗手・相沢沙呼による、デビュー10周年目にして初の殺人が起こるミステリ、というだけでも気になりみめちゃありました。 加えて、帯文は「すべてが、伏線」、そして書店員たちの絶叫が帯裏に敷き詰められたかなり強気な宣伝姿勢と…

倉野憲比古『墓地裏の家』読書感想文

『スノウブラインド』の倉野憲比古先生の第2作。前作の主人公・夷戸が訪れた墓地裏の家は、吸血神を信仰する神霊壽血教の教会だった。歴代教主が機械な自殺を遂げたこの家で、今再び惨劇の幕が上がり......。墓地裏の家作者: 倉野憲比古出版社/メーカー: 文…

綾辻行人『Another エピソードS』読書感想文

Anotherを読んだのは確か高校生くらいの時でしたけど、その後続編とも外伝ともとれる本作を実は完全にスルーしていたので、深泥丘続々を読んだタイミングでまとめて読んでみました。Another エピソードS (角川文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: KADOKAWA/…

綾辻行人『深泥丘奇談・続々』読書感想文

深泥丘奇談連作の第3集にして一応の完結編です。完結編とは言え、内容にそれらしさは薄く、あくまでいつも通りの異界京都での日常を描いた"奇談"になっています。深泥丘奇談・続々 (角川文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/08/23メデ…

柾木政宗『ネタバレ厳禁症候群』読書感想文

〈読者への警告①〉読者の皆様、こんにちは。 えー、本作『ネタバレ厳禁症候群』の感想を書いていくにあたって、まずは皆様に一つ警告をしていきます。 このブログではあまり作品をディスらないようにしているつもりですが、当記事ではおもっくそディスります…

メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』読書感想文

先日、映画『メアリーの総て』を(もちろんエル・ファニング目当てで)観て、本書『フランケンシュタイン』がなんとなくイメージしていたような怪物が人を殺しまくるスプラッタホラーなんかではなくて重厚な人間ドラマであるらしいと知ったので気になって読ん…

マーガレット・ミラー『まるで天使のような』読書感想文

初マーガレット・ミラー。数年前に復刊された時に印象的なタイトルから気にはなっていたものの結局読んでなかった作品です。まるで天使のような (創元推理文庫)作者: マーガレット・ミラー,黒原敏行出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2015/08/29メディア: …

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観てきました。

レオ様とブラピ様が、落ち目の俳優とそのスタントマンのコンビを演じ、"あの"シャロン・テートが新進女優としての日常を過ごす。 69年のハリウッドを現代に蘇らせ、笑って泣けるおとぎ話に仕立てたタラちゃん最新作です。 個人的にシャロンテート事件はウィ…

今月のふぇいばりっと映画〜(2019.8)

さて、今月です。最近はわりと新作を映画館で見れてますね。トイストーリー4めちゃエモでしたよ〜〜......。 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 とらわれて夏 孤独なふりした世界で メイクアップ 狂気の3P 世界一キライなあなたに トイストーリー4 チャイルド…

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』読書感想文

道尾秀介原点回帰と呼ばれた『いけない』が、原点回帰というよりは原点のセルフパロディを含む新境地という感じだったので、実際に原点を読み返してみました。 そう、今回私が本作を読むのは2度目。 とはいえ、初めて読んだのは中学生くらいの頃だったと思う…

「天気の子」を観てきました。

観てきたので、感想というほどのものでもないけどちょっと書きました。流行ってるからせっかくやし転載。 「童貞」という言葉をウィキペディアで調べてみると、性交体験のない男性、およびその状態といった定義が書かれています。 しかし、私はそういう身体…

道尾秀介『いけない』読書感想文

道尾秀介の文庫化された未読作品を全て読了し、一旦落ち着こうと思っていたところで、本書が刊行されました。 やれ、「ラスト1ページが暴き出す真相を見破れるか?」「原点回帰の超絶ミステリー」なんて言われちゃ、読まないわけにもいかず、珍しく単行本を…

サカナクション『834.194』感想 -札幌 version-

はい、というわけで、「サカナクション『834.194』感想 -東京 version-」に続いて今回は札幌バージョンをお届けいたします。834.194 (通常盤[2CD])(応募抽選ハガキなし)アーティスト: サカナクション出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 201…

井上悠宇『誰も死なないミステリーを君に』読書感想文

フォロワーのチンさんに勧められて読んでみました。誰も死なないミステリーを君に (ハヤカワ文庫JA)作者: 井上悠宇出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/02/24メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 人の死の予兆である"死線"が視える女子大生…

文化祭の夜みたいな

いつからだろうか、なんとなくネガティブな感情が、常に頭の片隅から多い時には半分程度を占め続けているようになってしまった。いつからだろうか、なんて誤魔化したけど、シャカイジンになって1週間くらい経って当時好きだったとされる子に振られたことがキ…

朱川湊人『いっぺんさん』読書感想文

たぶん高校生の時以来くらいでめっちゃ久々の朱川湊人。いっぺんさん (文春文庫)作者: 朱川湊人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/02/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 別に読もうと思った特別なきっかけがあ…

今月のふぇいばりっと映画〜(2019.7)

7月はめっちゃ映画観ましたねなぜか。 トゥルーマン・ショー スリザー ラストベガス セブン メリーに首ったけ 愛と青春の旅立ち ネクロノミカン トゥルーマン・ショー トゥルーマン・ショー [Blu-ray]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメン…

三田誠広『永遠の放課後』読書感想文

夏です。夏ですよ。July she will flyですよ!夏になると読みたくなるのが、青春小説。 積ん読の中から一番青春っぽいのを探した結果が本書でした。永遠の放課後 (集英社文庫)作者: 三田誠広出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/06/28メディア: 文庫 クリッ…

今月のふぇいばりっと映画〜(2019.6)

はい、先月のふぇいばりっとは以下の5本! あんま映画見れなかったけど観たのが結構面白いの多かったのでラッキーでした。ではでは。 ブルー・ベルベット パターソン ライフ 11:46 カランコエの花 ブルー・ベルベット ブルーベルベット(オリジナル無修正版) …

サカナクション『834.194』感想 -東京 version-

はい、サカナクション6年ぶりのアルバムです。 もうね、この6年間私がどれだけ待ちわびていたか!毎年のように「今年は出す」と言う山口一郎を信頼してその度に幾度裏切られてきたか!むかつく! しかしそのことについての恨み言なんて、この際もう言いませ…