偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

目次(映画)

〈あ行〉 ・アンダー・ザ・シルバー・レイク ・エターナルサンシャイン 〈か行〉 ・キートンの探偵学入門 ・きみに読む物語 ・きみに読む物語その2 ・キングスマン ・キングスマン : ゴールデン・サークル ・狂い咲きサンダーロード ・軽蔑 〈さ行〉 ・サス…

目次(小説)

≪あ行≫青山文平 『半席』朝井リョウ 『世にも奇妙な君物語』芦沢央 『今だけのあの子』飛鳥部勝則 『堕天使拷問刑』井上ひさし 『十二人の手紙』井上夢人 『ダレカガナカニイル』歌野晶午 『ずっとあなたが好きでした』海猫沢めろん 愛についての感じ浦賀和…

目次(音楽・漫画・その他)

〈音楽関連〉 indigo la End 02nd AL『幸せが溢れたら』 04th AL『Crying End Roll』 05th AL『PULSATE』スピッツ ・「エンドロールには早すぎる」 ・「子グマ!子グマ!」年末ランキング ・2017年、私的アルバムランキング! ・ 2018年、私的アルバムランキ…

連城三紀彦『白光』読書感想文

ひっさしぶりの連城三紀彦。 旧サイトにはたくさん感想のっけてるようになかなかのファンではあるのですが、少なくともこっちのブログ初めて以降は読んでなかったですね。この度久しぶりなので短めの長編でなおかつ評判もいい本書を選んでみましたが、うん、…

静岡旅行

静岡旅行で撮ってきた写真のまとめです。 日記でも土産話でもないただの自分用まとめなのでオチも何もないです。面白く日記が書ける世のブロガーたちはすごい。 ただ、思い出はほっておけば消えていってしまうので、全てを詳細に書かなくてもなにか記憶を留…

さくらももこ『ちびしかくちゃん』(全2巻)を読みました。

静岡に旅行に行ったんですよ。 そんで、ちびまるこランドに行ったらこの本がお店に並んでて、「なんぞこれ」と思って思わず家へのおみやげに買ってきちゃったんですけど、読んでみたらまぁ〜いい意味でしょーもないセルフパロディ漫画で、ニヤニヤが止まらん…

多島斗志之『クリスマス黙示録』読書感想文

クリスマスが近づき、「リメンバ・パールハーバー」として反日感情の高まる季節を迎えた米国で、日本から留学していた女子大生のカオリがアメリカ人の少年を轢いてしまう事件が起こる。 少年の母で現職警察官のヴァルダ・ザヴィエツキーは、カオリへの復讐を…

深緑野分『オーブランの少女』読書感想文

ミステリーズ!新人賞に入選した表題作をはじめ、「少女」をモチーフにした五つの物語を集めたデビュー短編集です。オーブランの少女 (創元推理文庫)作者: 深緑野分出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/03/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) …

indigo la End『PULSATE』の感想だよ

はい、出ましたインディゴ感想シリーズ。 一年ぶりのアルバム、というか一年ごとに両方のバンドでアルバム出しつつ余技的バンドを増やしつつドラマにまで出たりM1の優勝予想したりラジオやったり休日課長や米津玄師らと毎日飲み歩いたりしてる川谷絵音。その…

住野よる『君の膵臓を食べたい』昔書いた感想。

キミスイの略称でお馴染み、実写映画化されたと思ったらアニメ映画化も決定という話題が沸騰している青春小説です。この度文庫化されたのを機に読んでみましたが、なるほど、良いですねこれ......。しょーもない恋愛小説かと思っていたらまんまとハマってし…

サスペリア(ルカ・グァダニーノ版)

通称"ルカペリア"。 ダリオ・アルジェント監督による1977年の同名作を、「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督がリメイクというわけで、アルジェントファンとしては観ないわけにはいかないので観てしまいました。最初にサスペリアがリメイクされ…

浦賀和宏『こわれもの』読書感想文

浦賀和宏初期のノンシリーズ長編です。 前々から浦賀ファンみたいな感じを出していた私ですが、実はまだまだ未読がたくさんで本作もその一つ。というのも、あちこちで「傑作だ」という話を聞いていたのでむしろ勿体無くて今まで読めなかったわけなんですが、…

今月のふぇいばりっと映画〜(2019.1)

今月は『ミスターガラス』『サスペリア』という、今年楽しみにしてた二大映画を観に行ってしまったので、旧作はそんなに観れてないです。 この二つもいずれ感想書きたいと思いつつなかなか難しいもんですね......特に『サスペリア』まじわけわかめだったから…

多島斗志之『少年たちのおだやかな日々』読書感想文

というわけで、『私たちの退屈な日々』が読みやすく面白かったので、間髪いれずこちらも読んじゃいました。いやはや、これも面白かったです。少年たちのおだやかな日々 (双葉文庫)作者: 多島斗志之出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1999/08/01メディア: 文庫…

ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

メンバー全員が作詞作曲を手掛け、自分の作った曲ではボーカルを務めた、個性的な4人が集まったバンドといえば、The Beatles!......ではなく、そう、「たま」ですね。 残念ながらたまというバンドは、世間一般では「さよなら人類」だけの一発屋だと思われて…

多島斗志之『私たちの退屈な日々』読書感想文

『少年たちのおだやかな日々』に続く、日々シリーズ2冊目......とは言っても、どちらも全話が独立した短編集で、特に話の繋がりなどはあるわけもないということでこっちを先に読みました。私たちの退屈な日々 (双葉文庫)作者: 多島斗志之出版社/メーカー: 双…

トマス・H・クック『緋色の迷宮』読書感想文

とある田舎町で、8歳の少女エイミーが突然姿を消した。 写真屋を営む"わたし"ことエリックは、息子のキースが少女を拐かしたのではないかという疑念に駆られる。その疑念はやがて、現在の妻と息子から過去の父母や兄妹まで拡散し、よく知っているつもりであ…

法月綸太郎『犯罪ホロスコープⅠ』

黄道十二宮、いわゆる十二星座をモチーフにした12編の短編連作「犯罪ホロスコープ」。本書はその上巻にあたり6編が収録されています。連作とは言ってもモチーフが揃っているだけでどれも1話完結のいつも通りの綸太郎シリーズ短編集です。犯罪ホロスコープ〈1…

法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』

法月綸太郎シリーズ5作目で、はっきりと『頼子のために』の続編になっています。そのため、本書を読む前に『頼子』を読んでいないと不都合な部分が多いです。また、『雪密室』の登場人物が主役級で登場しているので、こちらも事前に読むことをオススメします…

法月綸太郎『一の悲劇』

一の悲劇 (ノン・ポシェット)作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 1996/07/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (37件) を見る 法月綸太郎シリーズ第4弾は、前作の後遺症からか、綸太郎視点ではなく視点キャラ・山倉…

法月綸太郎『頼子のために』

「娘の頼子が殺された。犯人に復讐して自分も死ぬ」という内容の手記を書き、それを実行した父親だが、自殺は未遂に終わる。とある陰謀に巻き込まれて事件を再調査する法月綸太郎は、手記の記述を基に驚くべき事件の真相に迫って行く......。新装版 頼子のた…

アンソロジー『謎の館へようこそ 黒』

新本格30周年を記念して、気鋭の新人から既にベテランと呼べる人まで、新本格に影響を受けた作家たちによるアンソロジーの"黒"編です。謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)作者: 恩田陸,はやみねかおる,高田崇史,綾崎隼,白井智…

太宰治『走れメロス』

たぶん『走れメロス』という本は色んな出版社からたくさん出てますけど、これは新潮文庫版です。 走れメロス (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 124回この商品を含むブログ (177件) を見る各…

井上ひさし『十二人の手紙』

これからしばらく昔読んだ本の当時の感想を載せていきます。移転。 十二人の手紙 (中公文庫)作者: 井上ひさし出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/01/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (19件) を見る タイトルの通り、…

島田荘司『毒を売る女』読書感想文

久々島荘。毒を売る女 (光文社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/02/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 本書は独立した短編・掌編を集めた作品集です。 そういう性質の本だから、ミステリからサスペンス、社会派、青春…

今月のふぇいばりっと映画〜(2018.12)

あけましておめでとうございます。 世間ではやれお正月休みだのなんだのと騒いでいますがね、私に言わせればそんなんはファッキューですよ。そんなわけで元日だけかろうじて休みで2日から仕事のブラック企業勤めですが今年も映画と小説と音楽はなんとか摂取…

2018年に読んだ本ベスト10

とりあえず時間がないのでリストだけ。あとで追記するかも。 10.ホテル・ローヤル 9.魔法の水 8.十二人の手紙 7.半席 6.撓田村事件 5.不思議島 4.かがみの孤城 3.友情 2.こころ 1.夏草の記憶

2018年、私的アルバムランキング!!

はい、こんにちは。年末ですね。もしかしたらこの記事を全て書き上げて投稿する頃には新年かも?そうだったらあけおめ!はい、私ももう社会人2年目なので、仕事も昨年より忙しくて映画も読書もしばらくあんまり無理状態で、仕方がないのでブログを書いて過ご…

朝井リョウ『世にも奇妙な君物語』読書感想文

朝井リョウ、なんとなーく、こう、『桐島部活〜』のスクールカースト低い人にはつらそうな感じとか、『何者』の就活失敗したゴミにはつらそうな感じとか、読んだこともないのにつらそうなイメージで勝手に嫌っていました。でも『何者』は絶対大嫌いだと思う…

現代ホラー傑作選 第3集『十の物語』

現代ホラー傑作選シリーズ。現代ホラー傑作選 (第3集) (角川ホラー文庫)作者: 高橋克彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1993/07メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 収録作品はこちら↓ 山田風太郎「人間華」 山村正夫「魔性の猫」 三橋一夫「角姫」 …