偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

トマス・H・クック『緋色の記憶』感想

重いからたま〜にしか読まないクック。 代表作、いわゆる"記憶"シリーズの一冊です。 緋色の記憶 (文春文庫)作者:トマス・H. クック発売日: 1998/03/10メディア: 文庫 1926年。チャタムの村に赴任してきた美しい女性教師と、妻子ある男性教師との関係がやが…

日記 11/25

中西鼎『放課後の宇宙ラテ』感想

『東京湾の向こうにある世界は、すべて造り物だと思う』 の中西鼎先生による新潮nexからの2作目です。 放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)作者:中西 鼎発売日: 2020/10/28メディア: 文庫 中学時代、超常現象に入れ込んで"宇宙人"と呼ばれいじめられていた圭太郎。 …

スピッツ『名前をつけてやる』今更感想

1991年11月、デビュー作である前作『スピッツ』からわずか8ヶ月でリリースされたセカンドアルバムです。名前をつけてやるアーティスト:スピッツユニバーサルAmazon 前作が青にヒトデというジャケ写だったのに対し、本作は赤で猫。 特に初期における草野マサ…

アレン・エスケンス『たとえ天が墜ちようとも』感想

『償いの雪が降る』の著者の、邦訳としては2作目の長編です。たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)作者:アレン・エスケンス発売日: 2020/09/23メディア: Kindle版 住宅地の路地で発見された女性の他殺体。 刑事のマックス・ルパートは、自身と因縁のある被…

ルビー・スパークス

2016年10月。 その時私は彼女が出来たことがなくて、好きな女の子にはフラれて、もう恋なんてしたくないような、早く次の恋をしたいような、そんな気持ちでいて......あの頃から私は恋愛映画を貪るように観るようになったんだと思います。そんな時に出会った…

日記 11/3

祝日だったのでオフ会に行きました。今池ガスビルの燻製合鴨カレーみたいなやつ。スパイスがいろいろ入ってて食べたことない味。美味しかったです。池下のケーキ屋さん。 ケーキ屋さんでケーキを1つに決めるのが悲しいので、3つ食べました。サバランと紫芋モ…