偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

目次(本)

≪あ行≫相沢沙呼 《マツリカシリーズ》 2.『マツリカ・マハリタ』 3.『マツリカ・マトリョシカ』 《城塚翡翠シリーズ》 1.『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』 2.『Invert 城塚翡翠倒叙集』葵遼太 『処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうか…

目次(音楽・漫画・その他)

〈音楽関連〉indigo la End mini『あの街レコード』 1st 『幸せが溢れたら』 2nd 『藍色ミュージック』 3rd 『Crying End Roll』 4th 『PULSATE』 5th 『濡れゆく私小説』 6th『夜行秘密』前編/後編 スピッツ〈アルバム〉 1st『スピッツ』 2nd『名前をつけて…

目次(映画)

〈あ行〉 ・アバウト・タイム 愛おしい時間について ・アリス・スウィート・アリス ・アンダー・ザ・シルバー・レイク ・イエスタデイ(2019) ・イディオッツ ・イット・フォローズ ・1917 命をかけた伝令 ・エターナルサンシャイン ・エンジェル、見えない恋…

深水黎一郎『最後のトリック』感想

第36回メフィスト賞を受賞したデビュー作『ウルチモトルッコ』を改題・改稿した文庫版。最後のトリック (河出文庫)作者:深水黎一郎河出書房新社Amazon 作家の主人公の元に届く、「ミステリ界最後のトリック"読者が犯人"のアイデアを2億円で買ってくれないか…

麻耶雄嵩『メルカトル悪人狩り』感想

2011年、雑誌『メフィスト』に掲載された「メルカトル悪人狩り 第1話」......しかし、その後第2話が出ることはなかった......。 そして、昨年あたりからようやくまたメルカトルものの短編がちょいちょいメフィストに載りだして、10年越しにようやく本になっ…

小川勝己『葬列』感想

横溝正史ミステリ大賞を受賞した、小川勝己のデビュー作です。葬列 (角川文庫)作者:小川 勝己KADOKAWAAmazon 場末のラブホテルで働く明日美は、障害者の夫の医療費に逼迫される生活を送っていた。 九条組の構成員である青年ヤクザ史郎は、気弱な性格から組で…

ラーメンズ第17回公演『TOWER』

しばらく間が開いてしまいました。 というのも、本作が(今後再結成とかがなければ)ラーメンズの事実上最後の本公演ということになるので、なんかもったいなくてしばらく放置して映画とか観てたんですけど、そうすると今度はラーメンズ不足でイライラしてくる…

グレアム・グリーン『情事の終り』感想

『第三の男』などで知られるグレアム・グリーンによる、2度映画化された作品です。 私も2度目の映画化である1999年ニール・ジョーダン監督による『ことの終わり』の方は観ていて、結構好きだったのですが、やはり小説で読んでみると終盤が特に結構違ってたり…

道尾秀介『スケルトン・キー』感想

道尾秀介がサイコパスを題材に描くエンタメスリラー。スケルトン・キー (角川文庫)作者:道尾 秀介KADOKAWAAmazon サイコパスを自認する少年・坂木錠也くんが主人公。 恐怖を感じない性質を利用してゴシップ雑誌の追跡調査の仕事をしているが、ある日児童養護…

日間賀島旅行記その2

朝食には昨日の伊勢海老の殻部屋にお風呂があるので早朝に一回入り、その後は寝転がって足湯にしました。最高の部屋! タコまんじゅうと、しらすソフト。 しらすの塩味とアイスの甘さがマッチしてて、チョコの種みたいなおいしさ!猫の島。 イソギンチャクや…

日間賀島旅行記その1

こんにちは!さて、私は今日日間賀島に来ています! 新婚旅行といえばハワイですが、コロナの影響で海外は諦め、籍を入れた段階ではもう北海道くらいにしとくつもりだったんですが、状況的にそれすら微妙になってきたので、県を跨ぐ移動はなく、なおかつ"海…

三津田信三『忌名の如き贄るもの』感想

刀城言耶シリーズ第8長編。忌名の如き贄るもの作者:三津田信三講談社Amazon 人生で降りかかる災厄を「忌名」に託すために行われる『忌名の儀礼』。 先輩の婚約者がこの儀礼の伝わる虫頸村の出身者である縁から、2人の仲人のような立場で村への挨拶に付き添う…

岡崎琢磨『夏を取り戻す』感想

『珈琲屋タレーラン』でお馴染みの著者による、東京創元社"ミステリ・フロンティア"叢書の記念すべき100冊目となった作品です。単行本刊行時から話題にはなってましたが、このたび文庫化されたので、そして、繁忙期のため忙しく過ごす間に夏が終わりかけてい…

澤村伊智『予言の島』感想

『ぼぎわんが、来る』でお馴染みの著者によるミステリホラー長編。予言の島 (角川ホラー文庫)作者:澤村伊智KADOKAWAAmazonこれ、ミステリ界隈で話題になっていたのでかなり期待しちゃったんですが、結果的には8割くらいは期待通りだけど手放しで褒められない…

似鳥鶏『叙述トリック短編集』感想

良くも悪くも話題になっていた本作、文庫化を機に読んでみました。叙述トリック短編集 (講談社タイガ)作者:似鳥鶏講談社Amazon ほんとにタイトルの通りなのでそれ以外特に付け加えることもない、全話に叙述トリックが仕掛けられている(ことを公言している)短…

ラーメンズ第16回公演『TEXT』

ラーメンズ第16回公演『TEXT』 [DVD]ラーメンズAmazon 《収録内容》 50 on 5/同音異義の交錯/不透明な会話/条例/スーパージョッキー/銀河鉄道の夜のような夜 第16回にして『TEXT』をタイトルに冠したこの公演は、タイトルの通りこれまで以上に言葉遊びにこだ…

ラーメンズ第15回公演『ALICE』

前作『STUDY』からよりアートっぽさや知的な印象を増しつつ、バニーや甲殻類やイモムシみたいな頭おかしいネタも並ぶ一本。個人的にはこのくらいが一番ちょうどいい気がします。好き。ラーメンズ 第15回公演 「アリス」 [DVD]ラーメンズAmazon 収録内容 モーフ…

ラーメンズ第10回公演『雀』

ラーメンズ第10回公演『雀』 [DVD]ラーメンズAmazon見てます見てます。もはや見すぎててだんだん記憶が朧げになってきてるので感想はざっくり適当に書くことにして代わりにオリンピックについて愚痴りたいんですけど。 事実かどうかは今となってはわからんと…

相沢沙呼『マツリカ・マトリョシカ』感想

マツリカシリーズ第3弾にして初の長編。マツリカ・マトリョシカ 「マツリカ」シリーズ (角川文庫)作者:相沢 沙呼KADOKAWAAmazon 密室状況の美術準備室で、女子生徒の制服を着せられたトルソーが蝶の標本とカッターナイフと共に発見された。 2年前、同じ場所…

ラーメンズ第9回公演『鯨』

ラーメンズ第9回公演『鯨』 [DVD]ラーメンズAmazon 収録内容 ことわざ仙人/超能力/バースデー/壷バカ/絵かき歌/count/アカミー賞/器用で不器用な男と不器用で器用な男の話 はい、観ました。 今回はわりとバラエティ豊かといいますか、ストーリー性の強いもの…

相沢沙呼『マツリカ・マハリタ』感想

『Invert』を読んだついでみたいな感じで、今まで積んでいた相沢沙呼作品を読むことにしました。 なんだかんだこの人の作品はほぼほぼ買ってるし、本作を読んだらやっぱり好きだなぁと惚れ直しました。 話題になってる城塚翡翠シリーズも良いんだけど、あれ…

相沢沙呼『Invert 城塚翡翠倒叙集』感想

ミステリランキング五冠とかゆって話題になった『medium』の続編。本作の方もすでに超話題作となっていて、最初は文庫待つつもりだったけど周りが全員読んでるので読んでしまいました。invert 城塚翡翠倒叙集作者:相沢沙呼講談社Amazon さて、本作です…

空気階段『anna』感想

空気階段、テレビでたまに見ると毎回面白くて結構気になってはいたんですが、この度友達から貸していただいたので初めてライブを観てみました。空気階段 単独ライブ「anna」 [DVD]空気階段Amazon 収録内容 noriko/27歳/SD/メガトンパンチマンカフェ/コインラ…

ラーメンズ第8回公演『椿』

まだまだ見てますラーメンズ。 漢字1文字のタイトル3部作の1つめ!ラーメンズ第8回公演『椿』 [DVD]ラーメンズAmazon 収録内容 時間電話/心理テスト/ドラマチックカウント/インタビュー/心の中の男/高橋/斜めの日/日本語学校アメリカン/悪魔が来たりてなんか…

山田風太郎『忍法八犬伝』感想

山風忍法帖、時々無性に読みたくなりますよね!!忍法八犬伝 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)作者:山田 風太郎KADOKAWAAmazon というわけで読んでみました! 『南総里見八犬伝』から遥か後の江戸時代、里見家に代々伝わる「忠孝悌仁義礼智信」の珠…

ラーメンズ特別公演『零の箱式』

ラーメンズDVDシリーズ!ラーメンズ特別公演 『零の箱式』 [DVD]ラーメンズAmazon 収録内容 現代片桐概論/文庫本/タカシと父さん/釣りの朝/かわいそうなピンクの子犬コロチンの物語/片桐教習所/日本語学校(フランス篇)/小さな会社本作はソフト化されていない…

カツセマサヒコ『夜行秘密』感想

私の大好きなでお馴染みのindigo la Endの6枚目のアルバム『夜行秘密』を元に、『明け方の若者たち』のカツセマサヒコが書き下ろした恋と秘密と後悔の物語ーーー夜行秘密作者:カツセ マサヒコ双葉社Amazon というわけで、刊行が発表された時から楽しみにして…

三田誠広『いちご同盟』感想

去年の今頃も「夏だから」と思って『永遠の放課後』を読んでましたが、今年も夏だから三田誠広を。いちご同盟 (集英社文庫)作者:三田誠広集英社Amazon ピアノが好きだけど、プロになれるほどの腕じゃないことは自分でわかってる。かといって成績もまぁまぁで…

異形コレクションLI『秘密』感想

老舗ホラーアンソロジーシリーズの復活後第三弾。累計では51冊目です。秘密 (異形コレクションLI)作者:井上 雅彦・監修,平山 夢明,澤村 伊智,織守 きょうや,斜線堂 有紀,皆川 博子,&11その他光文社Amazon実はこのシリーズ、これまで通しで読んだことなかった…

小林賢太郎プロデュース公演#004『LENS』

最近ハマってるラーメンズの小林賢太郎による、演劇とコントの中間くらいの舞台作品。 順番に見るのが筋だとは思いつつも、本作ががっつりミステリらしいと聞いて4作目だけど思わず先に見てしまいました。 小林賢太郎プロデュース公演 「LENS」 [DVD]小林賢太…