偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

目次(映画)

〈あ行〉 ・アクロス・ザ・ユニバース ・アバウト・タイム 愛おしい時間について ・アリス・スウィート・アリス ・アンダー・ザ・シルバー・レイク ・イエスタデイ(2019) ・イディオッツ ・イット・フォローズ ・1917 命をかけた伝令 ・エターナルサンシャイ…

目次(本)

小説 ≪あ行≫相沢沙呼 《マツリカシリーズ》 2.『マツリカ・マハリタ』 3.『マツリカ・マトリョシカ』 《城塚翡翠シリーズ》 1.『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』 2.『Invert 城塚翡翠倒叙集』葵遼太 『処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちま…

目次(音楽・漫画・その他)

〈音楽関連〉indigo la End mini『あの街レコード』 1st 『幸せが溢れたら』 2nd 『藍色ミュージック』 3rd 『Crying End Roll』 4th 『PULSATE』 5th 『濡れゆく私小説』 6th『夜行秘密』前編/後編 アルバム未収録曲 川谷絵音のファンを辞めた話 サカナクシ…

北山猛邦『さかさま少女のためのピアノソナタ』

『わたしたちが星座を盗んだ理由』に連なる、意外なラストにこだわったノンシリーズ短編集。さかさま少女のためのピアノソナタ (講談社文庫)作者:北山 猛邦講談社Amazon舞台や設定などは各話それぞれ違い、意外なオチもそれぞれ別の角度から攻めてくれる一方…

後藤正文『凍った脳みそ』感想

アジカンのゴッチの本。凍った脳みそ作者:後藤正文ミシマ社Amazonゴッチが自分のスタジオ「コールド・ブレイン・スタジオ」を作り、改良していく様子を綴った連載コラムをまとめたもの。一応バンドファンの端くれを自認していながら、楽器や音響・録音機材に…

『100万分の1回のねこ』感想

佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』という絵本のトリビュート作品集。 絵本の方は子供の頃に読んだことがあったので、トリビュートなんてあるんだと気になって買いました(といっても私のお気に入りは『ぐりとぐら』や『はらぺこあおむし』や『ぐるんぱのよ…

鱒と栗と湯と滝

ホリデイなのでおでかけしてきました。 お昼ご飯に瀬戸の上川養鱒場。 自分で鱒を釣って、その場で塩焼き・刺身・フライに調理してくれるところです。 子供の頃はよく行ってたんだけど大人になってからは初めてかも。 釣るのが子供の時よりかなり下手になっ…

歌野晶午『間宵の母』感想

2019年のノンシリーズ作品。間宵の母 (双葉文庫)作者:歌野晶午双葉社Amazon間宵家の父、母、娘をそれぞれ主役にしたサイコスリラーの連作短編集のような形を取りつつ、最終話で長編としてつながる形式の作品です。歌野晶午の魅力はやはり一作ごとに捻った設…

小川勝己『ゴンベン』感想

小川勝己の2007年の長編。 2008年の『純情期』を最後に新作の刊行が途絶えてしまった著者の、現状最後から2番目の作品に当たります。 私の未読も残りはちょうど『純情期』だけ。寂しいっすね。ゴンベン (実業之日本社文庫)作者:小川 勝己実業之日本社Amazon…

梶龍雄『リア王密室に死す』感想

トクマの特選より満を辞して復刊された梶辰雄の第2弾! 前作『龍神池の小さな死体』は「発掘驚愕ミステリコレクション」枠だったのに対して、本作は「青春迷路ミステリコレクション」という枠からの復刊。 まだ1作ずつしか出てないから分からんけど、個人的…

思い出のマーニー

これめっちゃ好きなやつ。 観るの2回目ですがやっぱ良いよ〜。思い出のマーニー [DVD]ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Amazon 夏休みの間、海辺の町の親戚の家に預けられることになった杏奈。 養女として育てられ、他人に心を開かない彼女は、海辺に…

火垂るの墓

1945年6月の神戸。 父は戦地にいて母は空襲で亡くした14歳の清太と4歳の節子の兄妹の生を描いた作品。火垂るの墓 [DVD]ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Amazon っつーか観たくなかった......。だから観たくねえって言ったのに......。多感な子供の頃…

きゃっと&ないとうぉーく。

夜の写真、難しすぎる......。宝の持ち腐れ感があるけどまぁスマホで撮るよりはかなりマシな気はする。

カメラ買っちゃった、衝動で。

前々からぼんやりとほしいとは思ってたんですが(なんかフォロワーがやってて楽しそうだから)ついに買ってしまいましたカメラ。 ダチ公に教えてもらった初心者向けらしいオリンパスのペンってやつ。 初心者すぎて機能の良し悪しとか全然分からんのですけど、…

梓崎優『叫びと祈り』感想

2010年のデビュー作である本書と、2014年の『リバーサイド・チルドレン』の、現状2冊しか著作のない寡作の著者。 しかし、本書はミステリランキングでは軒並み上位に入り、ミステリファンからもことあるごとに名前を聞く、ある種伝説的な作品です。 叫びと祈…

澤村伊智『ひとんち』感想

『ぼぎわんが、来る』『予言の島』を読んだことのある澤村伊智によるノンシリーズのホラー短編集。ひとんち 澤村伊智短編集 (光文社文庫)作者:澤村 伊智光文社Amazon 解説にもある通り、とにかく振り幅がすごいです。 基本的に「ふつうの日常が恐怖に侵食さ…

シソンヌライブ[dix]雑感

例年、「そろそろシソンヌのDVD出てるかな〜」と思って調べてみると3ヶ月くらい前に出てるんだけど、今年は5ヶ月経ってました。 好きではあるんだけど、やっぱ小説映画音楽がメインだからあんま小まめに情報チェック出来てないですね......。シソンヌライブ[…

鵜林伸也『ネクスト・ギグ』感想

学園ミステリアンソロジー『放課後探偵団』に短編「ボールがない」が収録された著者ですが、それからしばらくのブランクを開けての本格的デビュー長編となったのが本作。 単行本が出た時から気になってはいたんですがこの度文庫化されたので読んでみました。…

ブレット・トレイン

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!う、、うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお…

耳をすませば

いやもうこれなんで今まで観てなかったんだよ俺!ってくらい大好きです。青春とは病気だね of the Year!Yeah!耳をすませば [DVD]本名陽子Amazon 本を読むのが大好きな少女・月島雫は、いつも図書館の貸出カードに自分より先に名前が書いてある「天沢聖司」…

五色園に行ったよ!

五色園(ごしきえん)は、愛知県日進市岩藤町にある日本で唯一の宗教公園。 (Wikipediaより) お休みだったので五色園にお散歩に行ってきました。 中学生の頃に友達とチャリンコで行って以来15年位ぶりでしたが、相変わらずめちゃくちゃ良いところ!親鸞聖人…

都筑道夫『誘拐作戦』感想

トクマの特選の都筑道夫第3弾!誘拐作戦 (徳間文庫 つ 1-18)作者:都筑道夫徳間書店Amazon 路上に倒れる女を発見した4人のチンピラと1人のヤブ医者。悪党5人組は女の身代わりを用意し、誘拐事件を演出してひと儲けしようと企むが......。 相変わらずトリッキ…

土井善晴『一汁一菜でよいという提案』感想

料理研究家の土井先生による、料理本とも食文化論ともエッセイともつかないけどタイトル通り「一汁一菜」から和食文化を見直そうという提案の本です。一汁一菜でよいという提案(新潮文庫)作者:土井善晴新潮社Amazon 土井先生、テレビに出てるのを見てて、…

笹沢左保『求婚の密室』感想

トクマの特選笹沢左保100連発第6弾。 前回の『他殺岬』の主人公・天知昌二郎が再登場する密室ミステリです。有栖川有栖選 必読! Selection6 求婚の密室 (徳間文庫 さ 1-130)作者:笹沢左保徳間書店Amazon 軽井沢の西條教授の別荘に招待された13人。教授は女優…

氷室冴子『海がきこえる』感想

1993年に刊行され、同年にジブリの長編テレビアニメにもなった作品......らしいです。 私はジブリに疎く、どメジャーどころはある程度見てるけど『魔女の宅急便』くらいになるともう観たことないくらいなので、当然本作も観てないです。 てゆかなんならジブ…

魔女の宅急便(1989)

ジブリ意外と観てない説が浮上してきたので、観てないやつ、観たけど忘れてるやつを観ていこうと思います。第一弾がこちら!13歳見習い魔女のキキが相棒の黒猫ジジと遠くの街へ修行の旅に出るお話!魔女の宅急便 [DVD]ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会…

綿矢りさ『意識のリボン』感想

8編の短めの短編を収録した作品集。意識のリボン (集英社文庫)作者:綿矢 りさ集英社Amazon連作とかではないし厳密に縛りがあるわけでもないけど、緩やかに「女であること」「30歳が感じる老いへの恐怖」というのがコンセプトのようになった作品集。 全体に私…

アクロス・ザ・ユニバース

今年の初めに抱負として映画のコーナー復活させるみたいなこと言ったのにしてないので、せめてハマった映画の感想はFilmarksに書いたのコピペでもブログに載せて映画ブログっぽさを出したいと思います!(?) さて、本作。 タイトルで気になって観てみたら、…

殊能将之『殊能将之 未発表短篇集』感想

『ハサミ男』や石動戯作シリーズなど7冊の著作を遺し、2013年に49歳の若さで亡くなった著者の、タイトル通り未発表短編集。殊能将之 未発表短篇集 (講談社文庫)作者:殊能 将之講談社Amazon私の母校の隣にある名古屋大学のSF研の人だったり、亡くなった時に知…

チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』感想

こないだ映画版を観たんだけど原作と結構違うっぽかったので原作も読んでみました。82年生まれ、キム・ジヨン作者:チョ・ナムジュ筑摩書房Amazon 3年前に結婚し、去年娘を出産したキム・ジヨン氏は、ある日突然母親や先輩などの知人が乗り移ったような喋り方…