偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

駕籠真太郎『殺殺草紙 大江戸無惨十三苦』感想(は特にない) ※R18

久しぶりに駕籠真太郎読みました。当然のように特に感想もないですけど、まぁせっかく読んだので紹介だけ。 有名な怪談、昔話、江戸の風物、はたまた江戸と関係ないものまであらゆる題材を使って描く駕籠真太郎流エログロバカ何でもあり御伽草子連作短編集で…

ダンケルク(クリストファー・ノーラン監督)

昨日観に行ってきました!クリストファー・ノーラン監督の最新作。 この作品、ノーランが初めて挑む実話を基にした戦争映画であることが公開前から話題になっていました。 正直に言うと、「戦争アクションとかキョーミないし観に行くか行かないかどうしよっ…

indigo la End『Crying End Roll』の感想だよ

夏が終わりかけている今日この頃、いかがお過ごしですか?私は特に夏らしいこともせず無為な毎日を過ごしています。 さて、今回は夏の始めに買ってまだしょっちゅう聴いているこのCDを紹介します。 Crying End Roll[初回限定盤] アーティスト: Indigo la End…

三月のライオン(由良宣子。将棋じゃなくてね!)

「愛が動機なら やってはいけないことなんて 何ひとつ、ない」(本作ポスターより) 兄と妹の禁断の恋を、セリフも少なめに淡々と、ともすれば退屈なまでに淡々と描いた作品です。でも、全体にどこか文学的な雰囲気と色気があって、退屈だけど飽きはしないとい…