小説
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/05メディア: 新書購入: 3人 クリック: 202回この商品を含むブログ (27件) を見る 安藤直樹シリーズ。本書は、もう完全にぶっ壊れてしまっている人たちのお話。彼らの狂気…
とらわれびと (講談社ノベルス)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 安藤直樹シリーズ第4弾。 今回は、大学病院で起こる現代の切り裂きジャック事件に、留美ちゃんとその友達の亜紀子ちゃ…
時の鳥籠(上) (講談社文庫)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/05/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る時の鳥籠(下) (講談社文庫)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/05/15メディア: 文庫この商品を含むブロ…
えー、こないだ幻冬舎から安藤直樹シリーズ2ndシーズン、またの名を萩原重化学工業シリーズの『萩原重化学工業連続殺人事件』『女王暗殺』が文庫化されました。 で、この2冊をここんとこずっと読んでるので、この2冊の感想を書く前に昔書いた1stシーズンの方…
もともと森見登美彦は好きなんですが、ミーハー気質なので映画化決定と聞いたらむらむらと読みたくなって読みました。 ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)作者: 森見登美彦,くまおり純出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2012/11/2…
ホラー映画批評家の庄内の身の周りで、彼の選んだ「ホラー映画ベスト10」になぞらえた連続殺人事件が起こる。犯人と目された庄内だが、彼の背後にも真犯人の魔の手は迫っていた......! メディア: この商品を含むブログを見る あらすじは見立て殺人モノのミ…
山風忍法帖!Yeah!伊賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)作者: 山田風太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2010/10/23メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るタイトルからなんとなく…
KAWADEノスタルジック怪奇・探偵・幻想シリーズ。甲賀三郎が昭和13年に発表した長編本格探偵小説です。この年は戦時下の探偵小説自粛ムードがはじまる前年で、戦前の長編本格ミステリとしては最後に近いものだろうと思われます。 しかし内容はおどろおどろし…
森奈津子シリーズ。 祥伝社文庫の中編「なつこ、孤島に囚われ。」、徳間文庫の短編集『キス』を一冊にまとめた再文庫化作品です。内容としてはSF×ミステリ×エロスということですが、前半はコメディタッチ、後半はやや真面目な雰囲気と一冊の中で作風が大きく…
最近西澤保彦にハマってます。 今年は私の中で西澤保彦読むYearなのです。 今回はノンシリーズ長編のこの作品。飲みながらディスカッションするといういつもの西澤ミステリに、人間の心の暗部を描いたいつもの西澤小説が合わさったファン垂涎のいつもの西澤…
『ハルさん』のプチブームでミステリ界隈にも名前の届いてきた作家さんですが、今回紹介する2冊はミステリではなく青春恋愛小説です。 私も『ハルさん』を読んでその面白さについついこの2冊を手に取りましたが、これがまた面白く、すっかりファンになってし…
『葉桜の季節に君を思うということ』でお馴染み、歌野晶午大大大先生による13編の恋愛小説短編集です。 ずっとあなたが好きでした (文春文庫)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/12/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 恋…
『七つの海を照らす星』に続く七海学園シリーズ第2弾。オーソドックスな連作短編集だった前作に対し、今作は中心となる転落事件の描かれる「冬の章」の合間合間に、各季節の短編をカットバック式に挟み込んだ形の、半分長編みたいな短編集になっています。 …
超話題作です!13・67作者: 陳浩基,天野健太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/09/30メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 作者は香港人のミステリ作家で、島田荘司推理小説賞を受賞した経験もある華文ミステリの旗手......らしいです。本書は…
でーん!第53回メフィスト賞受賞作! 誕生日が10月なので誕プレとしてフォロワーさんに頂きました。 見えそうで見えない表紙を、本の角度を変えたら見えないかな〜と奮闘していると、帯のハイテンションな惹句が目に入ります。 「メフィスト賞史上最大の問題…
岡嶋二人の文章担当の人のソロデビュー作です。 警備会社に勤める主人公の悟郎は山奥にある新興宗教団体の修行施設を警備することになる。その夜、悟郎は自分に目に見えない何かがぶつかるのを感じ、直後、悟郎と同僚の目の前で施設から出火。焼け跡からは死…
《これまでのあらすじ》明日、この作品で読書会をするのですが、困ったことに自分の考察を全くまとめてないっ!焦った私は仕事の昼休み、晩御飯の時間、お風呂の中、あらゆる隙間時間を使って1日でとりあえず分かったことだけ纏めました。 新装版 修羅の終わ…
若い頃の方が感受性が豊かである、というのは嘘だ。この作品を中学生の頃に読んだ時にはなんかヤバいものを読んだという気がしただけでそのヤバさが全く分かっていなかったが、先日何となく自分は人間未満なのだ!とはっきり気付いて、これを読み始めた。最…