6500万年前の巨大隕石の落下によって世界は2つに分裂した。そして現代のブルックリン。配管工の義兄弟マリオとルイージは、化石採掘チームの女性デイジーに出会う。ルイージはデイジーと恋に落ちるが、彼女はもう一つの世界から来た男たちに攫われてしまう。デイジーを助けるため、クッパ大魔王が統治する向こう側の世界へ飛び込んだマリオとルイージだったが......。
昨年公開のアニメ映画版マリオが見放題に来ていたので予習のために観ました!いや、こんなもん観てもなんの予習にもならねえ......。
でも思ったより全然面白かったしなんでこんな評判悪いのか分からん。
マリオとルイージの兄弟が魔王クッパに連れ去られたデイジー姫(なぜかピーチじゃない)を奪還するというストーリーはしっかり本家マリオをなぞりながら、『BTTF』とか『ゴーストバスターズ』とかみたいな 80sくらいのハリウッドの特撮アドベンチャーコメディのような雰囲気があって懐かしく楽しかったです。
まぁなんせ制作費50億円らしいっすからね。てっきり低予算B級カルト映画だと思ってたので、魔界帝国で出てくる変なメカとかクリーチャーとかも意外としっかりしててワクワクしました。ノコノコに相当するであろう逆進化兵士とかデイジーのパパとかはジュブナイル作品にしてはだいぶ気持ち悪くて最高でした。あと頭よく進化させられたクッパの側近たちがバカが考えた「インテリ」みたいなことしか言わなくて笑った。
欲を言えばもうちょい原作の横スクロール感を活かして欲しかったところはありますが、アドベンチャー映画として普通に面白かったです。
あとこういう映画ってキャラへの愛着が湧くかどうかが大事だと思うんですがそこもまぁまぁ良かったです。
まずクッパさんをデニス・ホッパーが演じてるのに笑った。あの顔で絵に描いたような悪役を活き活きと演じているのでなんか可愛くて憎めないいい悪役キャラだった。
マリオとルイージの兄弟は、原作ではどういう設定なのかそういえばよく知らないけど、本作では捨て子だったルイージをマリオが拾ったという、親子とも兄弟ともつかない関係性。経験豊富で頼れる兄貴のマリオと勢いでグイグイ進んでくルイージが名コンビで、お互い信頼し合ってる感じも微笑ましかったです。
そしてサマンサ・マシスさん演じるヒロインのデイジーがめっちゃ可愛かった!賢くて芯が強いけどパパを紹介するシーンとかの微妙なボケをかましてくるところが可愛い。やっぱ映画で1番大事なのはヒロインが可愛いことだと思うので、彼女に出会えただけでも観てよかったと思います......。と思って調べたらアメリカン・サイコにも出てたらしいんですが、アメサイはクロエ・セヴィニーの印象しかなかったのであれもまた観たいな......。
という感じでまぁマリオを期待すると全然違う気はしますがジュブナイルの冒険アドベンチャーとして普通に面白かったです。むしろ全然面白くないB級クソ映画だと思ってたので肩透かしだわ。
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