偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選』

創元推理文庫から出ている「犯人当て小説傑作選」アンソロジーの第2弾。 1970年代〜90年代前半くらいに書かれた作品が集められています。横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)作者:仁木 悦子,石沢 英太郎,巽 昌章,泡坂 妻夫,岡嶋 二人,中西 智明,…

グッドワン(2024)

上映最終日に滑り込みで観てきましたが良かった......。17歳の少女サムは、父クリスとその友人マットと泊まりがけの登山キャンプに出掛けるが......という、聞いただけでもなんだか気まずそうな話。 とにかく静かな映画で、娯楽映画らしい恋やサスペンスやア…

ペーター・シュタム『誰もいないホテルで』感想

なんとなくタイトルが気になって図書館で借りてみた本。誰もいないホテルで (Crest books)作者:ペーター・シュタム新潮社Amazonタイトル借りなのでもちろん著者のことも何も知らなかったんですが、スイスの作家だそうで、ジャーナリストやラジオドラマの台本…

Men I Trust「Equus Asia Tour(with Mei Semones)」2026.1.21 名古屋ダイアモンドホール

仕事を3時で切り上げてMen I Trustの来日公演へ向かった。 全然知らなかったんだけど会場でポスター見たらオープニングアクトがMei Semonesだと知った。ほとんどちゃんと聴いてないけど話題になってて軽く聴いたことはあったので嬉しいなと思いながら入場。 …

日記1/20

せっかく蒸篭を買ったので憧れていた蒸篭肉まんをやった。ふわっふわで美味しかった。 妻が急に名探偵津田を全話一気見しはじめてうきゃきゃきゃと騒がしいので外に読書しに行った。有名店カフェタナカ。 モンブランとホットチョコレートのセットがあったの…

フェルディナンド・フォン・シーラッハ『罪悪』感想

自身も弁護士をしているというドイツの作家の2冊目の短編集。弁護士の"私"が扱った事件について淡々と書かれた調書のような掌編が15編収録されています。 罪悪 (創元推理文庫)作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ東京創元社Amazon 本屋大賞の翻訳部門…

依井貴裕『記念樹(メモリアル・トゥリー)』感想

依井貴裕全作読書会のために読みました。記念樹 (創元ミステリ’90)作者:依井 貴裕東京創元社Amazon 富岡秀之が所属するゼミの仲間が、ゼミ合宿から帰ってきてしばらくしたある日に電話ボックスで刺殺された。やがて第2第3の事件が起きる。犯人は仲間たちの中…

赤染晶子『乙女の密告』感想

昨年『じゃむパンの日』を読んでめちゃくちゃハマった赤染晶子さんの芥川賞を受賞した中編。 乙女の密告(新潮文庫)作者:赤染 晶子新潮社Amazon とある外国語大学のドイツ語学科。バッハマン教授のゼミで、みか子ら「乙女」たちはスピーチコンテストに向け…

ルース・スタイルス・ガネット『エルマーのぼうけん』

元チャットモンチーの高橋久美子さんの本を読んでいたら参考文献として本作の名前が載っていて、それで久しぶりに読みたくなって図書館で借りてきました。エルマーのぼうけん作者:ルース・スタイルス・ガネット福音館書店Amazon 思い返せばあれは25年前.....…

依井貴裕全短編感想②

前回に引き続き残りの6編の感想を書いていきます。 「前夜」 姉の家に遊びにきていた主人公は、姉が「息子を誘拐した」という電話を受けるのに立ち会うが......。誘拐を題材に構図の転換で見せる連城三紀彦オマージュの作品。 真相に繋がる手がかりがかなり…

依井貴裕全短編感想①

本業はマジシャンでもある幻のミステリ作家依井貴裕。 その全長編が復刊されるというニュースを1年前くらいに聞いて、今までは古書価が高騰してるのもあり読む機会がなかったので読もうと息巻いていたのですが、今年になってその復刊がなくなってしまいまし…

スパイダー・パニック(2002)

トラックの荷台から転がり落ちた有害物質の缶によって町外れの家で飼われていた大量のクモが巨大化して人々を襲い始めた。 シングルマザーの保安官サムは、思春期の娘と昆虫マニアの息子、そして彼女に恋する地主の息子クリスと共にクモたちと戦うことになる…

釣り禁止

手前のフェンスを描くかどうか迷ったけど、上半分の空がシンプルだから下半分をごちゃつかせることでバランスが取れて良かったかなと思う。 建物は上手く描けなすぎる。筆がもっと細ければ......という言い訳。

山本文緒『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』感想

先日のブログの今年読んだ本ベストで2位に挙げた『ばにらさま』の著者である山本文緒さんが、2021年春に突然ステージ4の膵臓がんで余命4ヶ月を宣告され、そこから亡くなる直前までの日々を綴った日記。無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫…

panpanya『足摺り水族館』感想

2013年に刊行されたpanpanyaさんのデビュー短編集。後の作品群は全て白泉社から出ていますが本書のみ1月と7月社からの刊行。足摺り水族館作者:panpanya1月と7月Amazon内容はまぁいつも通りみたいな感じで、この10年前からずっと同じような漫画を書いてていつ…

奥田亜紀子『心臓』

『ぷらせぼくらぶ』がバカクソ良かったので、同著者の本作を引き続き読みました。心臓 (トーチコミックス)作者:奥田亜紀子リイド社Amazon前作『ぷらせぼくらぶ』は長編群像劇でしたが、本書は6話収録の独立短編集で、1話ずつが短いからより漫画の上手さみた…

日記1/6

朝、妻が仕事に行くのに付いて豊田市駅に来た。 駅前で自由の女神の顔面アップの服を着てる人がいた。 「いさや のもだく」と書いてあるトラックが走ってて一瞬なんのことだろうとワクワクしてしまった。図書館で本を借りるだけのつもりだったが、今日から市…

pha『できないことは、がんばらない』

なんか妻が買ってたんだけど仕事が忙しくて軽いのを読みたかったので借りて読みました。できないことは、がんばらない (幻冬舎文庫)作者:pha幻冬舎Amazonタイトル通り主に「できないこと」について書かれたエッセイ。 とりあえず、私も普通の人みたいにでき…

コックと泥棒、その妻と愛人(1989)

マフィアのボス・アルバートは連夜妻のジョージーナを連れてリチャードの高級レストランで食事をしていた。しかしジョージーナは下品で横柄な夫を憎んでいて、レストランで出会った本屋のマイケルと不倫の関係を結ぶ。しかし、やがてアルバートが2人の関係に…

サウンド・オブ・ミュージック(1964)

第二次大戦中のオーストリア。修道女見習いのマリアは奔放な性格から院の規則に嵌まれず、他の生き方を経験するためにトラップ家の家庭教師をすることになる。トラップ家には5歳から16歳までの7人きょうだいがいて、妻を亡くした軍人のトラップ氏は子供たち…

日記

1/1前日は仕事が3時から20時でバチクソ疲れた上に除夜の鐘を突きに年が変わるまで起きていたのに、朝は普通に6時とかに目が覚めてしまった。 とりあえず風呂に入って二度寝して、起きてから妻と『スパイダーパニック』を観てから私の実家に行った。 母がやた…

メリー・ポピンズ(1964)

バンクス家の姉弟のシッターとして空からやってきた完璧な女性メリー・ポピンズ。 彼女の魔法の力が起こす不思議で素敵な出来事に姉弟は夢中になるが、厳格な銀行家の父親はそれを苦々しく思っていて......。メリーポピンズ (字幕版)ジュリー・アンドリュー…

2026あけまして

おけましてあめでとうございます! 年賀状を書いたよ!近所の神社に初詣したよ! 昨年は9月くらいまでは仕事も比較的楽で、本読んだり映画見たりしまくっていたらそこから一気に忙しくなり、あまりの忙しさに仕事を辞めることを決意するも辞めると上司に伝え…