偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

トレマーズ(1990)

砂漠地帯の便利屋バルとアールが訪れたのは人口14人の小さい町。その周辺では、鉄塔の上で餓死した住民や食い殺された羊の群れなどの不審死が相次いでいた。バルとアール、そして彼らが出会った地質調査に訪れていた大学院生の女性ロンダの3人は、地中から現…

抱きしめたい(1978)

1964年、ビートルズがニューヨークにやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!。ニュージャージーに住むビートルマニアの少女たちは、ビートルズが出演するエド・サリバン・ショーを観にニューヨークを訪れ、ビートルズが泊まるホテルに潜入しようと企てるが......。抱…

2025年9月に聴いた音楽まとめ

Arctic Monkeys『Suck It And See』Suck It and Seeアーティスト:Arctic MonkeysDominoAmazonアクモン4作目。 前作同様『AM』への助走となるようなずっしりした曲が多いアルバムですが、ジャケ写の印象も含めてどこか優しく軽やかな雰囲気もあり、どちらかと…

宮原海渡『霧と虹とサイダーの氷』感想

東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞の優秀賞受賞作。 受賞作の『僕たちの青春はちょっとだけ特別』、通称『ちょっとく』があまりにも良すぎてアレなんですが、本作もなかなか良かったです。霧と虹とサイダーの氷 (創元推理文庫)作者:宮原 海渡東京創元社A…

滝川さり『お孵り』感想

横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉を受賞した著者デビュー作。お孵り (角川ホラー文庫)作者:滝川 さりKADOKAWAAmazon 結婚の挨拶のため、婚約者・乙瑠の故郷を訪れた佑二。そこは生まれ変わりの伝説がある村だった。やがて乙瑠は村で里帰り出産をするこ…

我孫子武丸『我孫子武丸犯人当て全集』感想&推理

タイトル通り、著者がアンソロジーやゲームのシナリオとして書いてきた犯人当て(じゃないのもあるけど、読者への挑戦が入った作品)を集成した本です。フォロワーと本作の第4話「漂流者」の犯人当て会をしようということになって読みました。我孫子武丸犯人当…

近藤一博『疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた』

本書の存在をどこで知ったのかちょっと忘れてしまったんですが何かの本で見たか誰かが言ってたか何かしらきっかけがあったはずで、人生で初めてブルーバックスを読みました。疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた (ブルーバックス)作者:近藤一博講談…

『新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選』感想&推理

『我孫子武丸犯人当て全集』を読んでたら全然分からなくてイライラしてきたので、別の犯人当てをやってスッキリ解決してやるぜ!と思って買っちゃいました......まぁ元々気にはなってたので。新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)作者:高木 彬…

伊坂幸太郎『パズルと天気』感想

伊坂幸太郎の、古くは2005年からアンソロジーに書いてきた短編をまとめて書き下ろしの1話目を加えたノンシリーズ短編集。パズルと天気作者:伊坂 幸太郎PHP研究所Amazon様々なアンソロジーに参加した短編をまとめた本なので各話にほぼ内容の繋がりはないので…

飛鳥部勝則『殉教カテリナ車輪』感想

空前の飛鳥部ブームで新作まで出てしまう事態となったので、私も10年前くらいに読んだっきりの飛鳥部作品たちをいけるとこまで再読していこうと思ってます。 とりあえず手始めにデビュー作である本作から。 殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫 M あ 6-1)作者:飛…

Tweet(〜9/20)

金曜日。 枕の調整と車の点検の用事。合間に図書館で本を読んだり。 仕事が忙しかったり旅行行ったりしてて行けてなくて久しぶりにプールにも行ったけど久しぶりすぎて全然体が動かなかったのでまた年末の忙しくなるまではちゃんと通いたいと思います......…

ノーウェア(1997)

18歳の青年ダークは恋人のメルが性に奔放なことに不満を抱きつつ、同じ授業を取っている美青年モンゴメリに惹かれていた。そんな中、ダークの身の回りにエイリアンが出没するようになり......。ノーウェア(字幕版)ジェームズ・デュバルAmazon グレッグ・ア…

ドゥーム・ジェネレーション(1995)

ジョーダンとエイミーのカップルはリンチを受ける青年グザヴィエを助けるが、その後ひょんなことからコンビニの店員を殺してしまう。当てのない逃避行を繰り広げる3人の関係はセックスによって変容していき......。ドゥーム・ジェネレーション(字幕版)ジェ…

ゼイリブ(1988)

放浪者のネイダは、日雇い仕事を求めて流れ着いたとある街の空き地の貧民キャンプで暮らすことになった。ある夜、キャンプの隣の教会に警察が踏み込み、キャンプも重機で破壊されてしまう。教会跡を調べたネイダはサングラスを拾うが、それをかけると街の広…

愛はステロイド(2024)

80年代後半、ジムで働くルーはベガスでのボディビルの大会に出る夢を持つジャッキーと恋に落ちる。しかし町を牛耳るマフィアであるルーの父や、DV夫に半殺しにされるルーの姉らとの関わりをきっかけに、ジャッキーは殺人を犯してしまい......。『セイント・…

セイント・モード/狂信(2019)

看護師のモードは豪邸に1人で暮らす余命短い女性アマンダを住み込みで看護することになる。我の強いアマンダだが信心深いモードに興味を抱き、モードもアマンダの魂の救済に全力を尽くす。しかし、やがてモードの信仰心は暴走を始め......。セイント・モード…

浴室

最近絵の具ばっかだったから久しぶりに鉛筆で描いてみた。 絵の具だととりあえず全部塗ったら終わりっていうゴールを決めやすいけど鉛筆だとどこまでやればいいのか分からない。なんか黒く塗り過ぎてる気もするし薄っすいままのがかっこいい気もするけど薄い…

金田サト『Deadmeat Paradox』感想

大学の後輩のくみこにおすすめいただきました。いつもありがとう。Deadmeat Paradox (モーニングKC)作者:金田 サト講談社Amazon 死後30日以内に突如復活する原因不明の現象「ゾンビ」。国もその扱いを決めかね、街ではゾンビへの差別が蔓延る中、弁護士のゴ…

INA『20光年』感想

大学の後輩のくみこに勧められた作品です。20光年 (トーチコミックス)作者:INAリイド社Amazonまぁなんだろう、非常に感想を書きづらい、掴み所のないような作品なので手短に。とりあえず、本作は短編というより掌編に近い短さの話が11編入った作品集。 記憶…

三重旅行記 d3

旅行3日目というのはなんかもう疲れ果てて特に変わったことは出来ずゆっくり帰っていく、という感じになりますね。とりあえず松坂から帰らなきゃいけないのですが一気に帰ると4時間くらいかかって疲れるので、ちょっとずつ寄り道しようということで、まず朝…

三重旅行記 d2

2日目! 今日は松坂のホテルを出発して伊勢に行きました。 まず伊勢神宮外宮のそばにある本屋さん散策舎へ。うちのリビングくらいのめっちゃ小さいお店だけど小説以外のいろんなジャンルの本があって面白かった。今日マチ子の『cocoon』と『口笛のはなし』を…

三重旅行記 d1

三連休を取って三重に遊びに来たよ‼️今回の三重旅行の大きな目的その1は、フォロワーのちくわさんとその恋人の未来さんと私と妻でダブルデートすること! というわけで1日目はちくわさんたちとベビースターラーメンなどでお馴染みのおやつカンパニーの施設「…

Tweet(〜9/7)

日曜日。 体もお腹も疲れていたのでそうめんとゆで卵という茹でとくだけの晩飯を作った。 ゆで卵がら後少し柔らかいと形を保っていられないくらいのちょうどいい茹で加減で作れた。7:30。 月曜日。 インドカレー屋さんに入ったけどなんか米が食いたいなぁと…

さらば、わが愛/覇王別姫(1993)

1920年代、北京。女郎の私生児である小豆子は母に半ば捨てられるように京劇の養成所に預けられ、そこで出会った兄貴分の石頭らと共に厳しい訓練に耐える。やがて長じて小豆子は"蝶衣"、石頭は"小樓"という芸名で『覇王別姫』の主演として共演しスターにのし…

鑑定士と顔のない依頼人(2013)

長年の経験を持つ一流の美術鑑定士ヴァージル・オールドマンは、資産家の両親を亡くした若い女性の依頼人クレアから、両親の遺した屋敷の家具や美術品の査定を依頼される。 しかし、依頼人は様々な口実を使って彼の前に姿を現そうとはしない。最初は不審や憤…

飛鳥部勝則『抹殺ゴスゴッズ』感想

『堕天使拷問刑』の復刊から始まった空前の飛鳥部勝則ブーム。 その一連の流れの中でも、「15年ぶりの新作長編が出る」というニュースはファンの度肝を抜くには十分なもので、しかもそれが「ゴシック復興"四"部作の最終作」と言われたらもう歓喜の舞を踊るし…

飛鳥部勝則『N・Aの扉』感想

先日飛鳥部先生の二人展に行き、そこでご本人を前にして買ってしまったのでさすがに再読しなきゃなと思い2回目読んだんですがめっちゃ良かったのでこれから飛鳥部勝則全作再読シリーズをやっていきたいです(たぶん......。途中で諦めるかもしれんが......)。…

ルル・ミラー『魚が存在しない理由』

本棚探偵さんにオススメされて読みましたが、めっちゃ面白かったです。魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話作者:ルル・ミラーサンマーク出版Amazon タイトルは『魚が存在しない理由』であり、本屋でも科学・生物の棚にありましたが、生物学の本…

メレ山メレ子『メメントモリ・ジャーニー』

以前、恋愛エッセイと、別名義の失恋ZINEを読んだ著者の、本書は恋愛よりも死......を通して人生どう生きるかについて描いた旅(?'エッセイ集。メメントモリ・ジャーニー作者:メレ山 メレ子亜紀書房Amazon タイトルの通り、旅を通して「死」というものに少し…

古賀及子『好きな食べ物がみつからない』感想

妻が本屋で気になると言って買った本。好きな食べ物がみつからない作者:古賀及子ポプラ社Amazonタイトル通り好きな食べ物がみつけられない著者が好きな食べ物を探して試行錯誤するエッセイ......と書くと、食べることに興味のない人の話みたいですが、そうい…