テキサスのローカルラジオ局のDJストレッチ。ある夜、番組に若者たちが迷惑電話を掛けてくるが、途中で彼らの悲鳴とチェーンソーの音が聞こえてくる。
ストレッチは、13年前の未解決事件を独自に調査する元レンジャーのレフティに会いに行き、電話口での惨劇がかつての事件の犯人たちによるものではないかと訴えるが......。
前作から13年ぶりの続編となる「2」では作中でも13年が経ったという設定で、前作ではマジで何もない田舎町だったところから、ラジオ局とかもあって80年代風に変化しています。
その中でレザーフェイスたちだけが変わらずある種時代に取り残されたように存在していることに奇妙な違和感があってそこがめちゃ面白かったです。13年も経ってるのにあの死にかけてたお爺ちゃんがまだ元気に生きてることには感動しました笑。
お話としてはDJの主人公ストレッチと、かつての事件で甥っ子を殺されて犯人を追うことに狂気的な熱を上げているおじさんレフティが協力したりしなかったりしながらレザーフェイスファミリーを追うっていうシンプルなもの。
前作のドキュメンタリーのような生々しさは最初から捨ててる分、ヤバみは減じてしまいますがシンプルにドキドキハラハラやアクション的な要素も含めてB級ホラーとしての娯楽性に徹していて、これはこれで嫌いじゃないというか別物としてはむしろ大好きです。
また娯楽性に徹しながらも、事件に執着する元レンジャーのレフティ(演じるのはデニス・ホッパー)の狂気と紙一重......てかもはやモロにアブない人なキャラ設定とか尖ってるし、彼が敵と同じチェーンソーという武器を選んでイカれた目で振り回すところとか良いですね。ヤバい人なんだけど適度に間抜けなところが愛くるしくて憎めないキャラすぎます笑。
もう1人の主人公であるDJのストレッチは、もともとまともな人間だけどラジオにかかってきた電話での殺人音声を聞いて半ばは巻き込まれ、半ばは魅入られて深みにハマっていくというデニスホッパーよりはだいぶ感情移入しやすいキャラでバランス良し。脚フェチの私としてはとにかく常に美脚を披露してくれるので素晴らしかったです。
たぶんレザーフェイスくんも私と性的な好みが合うのでしょう、本作はレザフェが彼女に恋をするという甘酸っぱいラブコメの要素もあるのです!?人間の顔面の生皮を被せられたりとストレッチからしたら勘弁してくれよ〜なこともレザフェにとっては愛情表現なんだろうと思うと可愛い。
あと兄ちゃんもやたらとキモくて良かった。頭に鉄板入っててこれまでの人生の苦労が偲ばれるし、その他にも一家の受難みたいなところにもフォーカスが当てられていて、殺人鬼ファミリーなのにめちゃ所帯染みているし庶民派っぽくてとても好感が持てます。
終盤にかけてはファミリーの巣窟での追いかけっこが長くてややかったるさはあるものの、前作のラストを反転させたようなインパクトのあるラストシーンが最高で笑うしこれを観れただけでも観た甲斐のあるいいバカホラーなんですよね。楽しかったです!
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