偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

夏のプレイリストを作りましたからね!2025

おう、あついぜ。なつだぜ。おれはげんきだぜ。まぁなんかそんな感じで、夏が来たので恒例の夏のプレイリストを作りましたよ!

昨年はなんかポップな感じで邦楽多めだったので、今年は洋楽多めでチル感を強めて作ってみました。


かろうじて最初の二曲くらいはノリノリな感じですが、あとは静かな曲多めで、夏の暑すぎて何もしたくないお昼とかに聴くといい感じになりそうな予感がしています。良かったら聴いてみてね!

以下一言ずつ曲紹介。


1.海風/風

かぐや姫」の伊勢正三によるユニット「風」の曲。「かぐや姫」は聞いた事あるけど「風」ってのは知らんなぁと思ってたら親は知ってたし当時は人気があったらしい。ただ活動期間も短く、「かぐや姫」に比べると今でもみんな知ってるような曲はないのかも。
この曲はそんな「風」の後期のアルバムの表題曲で、フォークっぽいイメージでいたらめちゃくちゃファンクな曲なのでびっくりしてすぐに好きになりました。このアルバムしか聴けてないけど他のも聴きたい。
ベースイントロがカッコよく、ノリノリなんだけど強烈な寂寥感も漂う曲。
イメージは夏の終わった後なんですが、幕開けっぽさが強いのであえて1曲目にしてみました。プレイリスト全体を通して終わった夏を回想するような雰囲気が出ればなと思って。


2.all of my love/Oso Oso

去年新譜が出てたまたま聴いたらめちゃ好きだったバンド。これぞ夏!って感じの軽やかで眩しくも切ないギターロック!やっぱこういう曲が好きなんよな〜!と思いつつ、今回はあえてこういう曲はこれだけにしております。前曲がプロローグで、これが本編1曲目みたいなイメージかな。


3.狂った夏が来る/ふくろうず

大好きだったけどずっと昔に解散してしまった、今でもたま〜に聴くバンド、ふくろうず。
この曲の入ったアルバムは特に好きで、その中でもこの曲は特に好き。
聴いてるとふにゃんってしてくるような気の抜けた感じ、それでいて儚さと祝祭のような煌めきも纏った夏そのものみたいな音が最高!


4.なつ/ハク。

最近好きなハク。からこの曲。
前の曲から気だるいムードを引き継ぎながらも、もうちょいやる気ある感じ笑。
イントロのカッコよさ、ドラムの音の良さ、サビの「なつなつなつなつ」が聴きどころですね。


5.花の画/あみのず

こないだライブ前にBGMで流れてて、あまりにも好きな感じの曲だったのでShazamしたら4曲しか出してないバンドで泣きました。
まぁはっきり言ってリーガルリリーっぽいところがあるから好きなのであって、元カノを引きずって似た感じの人を好きだと錯覚してしまう人みたいになってて忸怩たるものはありますが、とにかくめちゃくちゃ良い!歳取って感性が磨耗してきたからいいものの、学生時代に聴いてたらエモすぎて気が狂ってたと思います。
ラスサビ前の「ぼくらはどうせすぐに死んでしまうから」のところがヤバいです。今年初めて聴いた曲の中でダントツ1番好き。好きすぎて語彙力を失った......。4曲しかないけど一生聴きます。


6.夏の影/きのこ帝国

きのこ帝国のアルバムの中でもいっとう好きな『愛のゆくえ』から。このアルバム自体が夏の名盤なんですが、中でもこの曲は私の思う夏という概念をそのまんま音にしたみたいな奇跡のような曲。
レゲエとかダブのリズムでトロピカルさも仄かにありつつ、気怠さや儚さを強く感じます。また終盤はちょいシューゲイザー風味も出てきて焦燥や無常も感じられ、なんかその辺の感覚が私にとっての夏の全てなんですよね。いわば「夏」というものへの解釈一致みたいな曲なんですね。7分半あるけど飽きない......というよりはなんか気付いたら終わってるようなところも夏っぽい。


7.Adria Blue/bohemianvoodoo

最近喋ってないけど昔仲良かったフォロワーに教えてもらった、ジャズ系のピアノインストバンドの代表曲。
プレイリストの真ん中くらいに幕間的にインスト曲を入れちゃう性癖があります。安易な気もするけど自分なりに曲順も拘って通しで聴いて良い感じにしようと思うと幕間を入れて前半後半みたいにするのがメリハリを効かせやすくて......。
まぁインストとはいえめちゃメロディアスなので聴きやすく、オシャレなカフェで流れてそうな(←語彙ヂカラが残念すぎる......)静かな美しさと、その奥にある情熱的なイメージとのギャップが曲に緊張感を与えていて聴き入ってしまいます。


8.Hemingway/girl in red

girl in redの新曲なんですけどかなりハマってるので早くも入れちゃいました。静かに始まりつつサビに向けて壮大になっていくところがかっこいいし幕開けっぽさもあるので、後半の最初の曲として入れました。


9.Mystery of Love/Sufjan Stevens

君の名前で僕を呼んで』という映画の主題歌で、映画との相乗効果もあってか、あまりにも眩しすぎて幻のような夏のイメージを感じさせる曲。夏の午後2時に聴きたい。よく聴くと色んな音が入ってたりもするんだけど聴いてる感覚としてはずっとアコギの弾き語りみたいな印象で進んでいく静謐な美しさに満ちた歌で、何より声が良いです。何より、声が良いです。


10.CHIHIRO/Billie Eilish

夏の歌なのかどうかは分からんが千と千尋は夏のイメージなので夏の歌ってことで良いよね!
低音が目立たなかった前の曲からのギャップを出したくて低音のカッコいいこの曲をセレクト。静かながら身体が無理やり踊らされちゃうようなグルーヴ感もある大好きな曲です。


11.Because/The Beatles

これも夏なのかどうかは知らんけど「空が青くて泣いちゃった🥺」という歌詞なんか夏の憂いを感じますよね。晩夏から秋くらいのイメージかな。
後期ビートルズの中でもいっとう不穏で神秘的な曲で、こんな不思議な曲が70年代頭からあったなんてびっくりさせられます。ビートルズの全曲の中でも特別好きな曲の一つです。


12.Estate/Erlend Oye

好きすぎるのと夏のイメージがあって毎年夏のプレイリストに何かしら入れてるアーランドオイエから今回はシンプルに「夏」というタイトルのこの曲をセレクト。
アコギの弾き語りで強烈な気だるさと物悲しさを湛えていて、2分ちょいの短さながら印象的な曲ですね。空間を感じさせる音の響き方がめちゃくちゃ好きです。
プレイリストももうクライマックス直前ですよ、というexcuse的なニュアンスを出したくてこの位置に入れてます。


13.波よせて/クラムボン

てわけでこれがクライマックス。こんなあり得ないほどの名曲、クライマックス以外の扱いが出来ないっすよ......。
元々は今は亡き(俺の中で)元推し経由で知った曲ですが、元推しを離れてからも聴き続けているので推していた時間も無駄じゃなかったと思いたい。
クラムボンの話なのにスピッツの引用で申し訳ないですが、夏が一つ音も立てずに終わっていくような雰囲気が感じられる音で、夏ソングの中でもとりわけ夏の終わりソングが好きな身としてはご褒美でしかないです。


14.Garden of Remembrance/ラブリーサマーちゃん

そして今推してるラブサマちゃんはトリにしたいなと思ってて(なんせサマーですから)、そしたらこんなところにちょうどいい曲があるでねえか、ということで入れました。短編映画の主題歌にもなってる曲ですし、なんかクライマックス兼エンドロール的なニュアンスで最後にぴったりだと思います。
最近はもう11月くらいまで暑いけど、そんでもお盆が終わると夏が終わるんだって感じがしてくるので、お盆ソング(?)のこれはやっぱ夏の終わりって感じよね〜。
たらっとした前半から後半でギターが炸裂するところ好きすぎる。あとアウトロ好きマンなのでアウトロ的なパートが長い(その後最後に一言歌があるけど)のも嬉しいです。



という感じです今年もなかなかいい感じの夏プレイリストが作れて嬉しいです。夏のお供にぜひ聴いてみてくださいね!