吉凶わからず、『laundrynotes』
島根出身、大阪在住の若手バンドの初のフルアルバム。
サウンドはオルタナティブで憂いと爽快さが同居した感じでありつつ、メロディは歌謡曲的なノスタルジックなキャッチーさが特徴のバンドです。
また、それよりなによりVo.あみさんの声が魅力的!
透き通るような儚さや綺麗さと芯の強いカッコよさが、使い分けとかじゃなくて常に両方共存してるみたいな、クセはないけど独特の声質です。
一方、いくつかの曲のコーラスや「またいつかどこかで会えたらね」のヴァースではメインボーカルもしてる女の子の声(ギターの人?情報が少なくてよくわからずすみません…)がバチクソかわいくて2人の声のギャップにもやられてしまいます。
また今回初のアルバムですが今まで通りの疾走感と切なさのあるロックチューンを中心にしつつもゆったり重い曲やファンキーな曲などバリエーションもあり、シングル「ミラージュ」のあえてちょっとチープなのが懐かしいテクノ風ReMixを入れたりしてて飽きない構成になってます。
まだ全然知られていませんが個人的にかなり注目してるバンドなのでぜひ聞いてみてね!
the strokes『Reality Awaits』
ストロークスの6年ぶりくらいの新作。
前作から地続きなところも感じつつ、もうちょい実験性が抑えられて穏やかで聴きやすい感じがしますが、その裏に強烈な不穏さもあって、心地よく踊りながら聴いてて時々ふと怖くなるようなアルバムだと思います。1曲目のイントロからの歌の入り方があまりに最高。
Olivia Dean『The Art of Loving』
クビになった職場でよくしてくれた方が教えてくれたシンガーで、全然知らなかったんだけどめっちゃいい。R&Bとかジャズっぽい夜に聴きたいようなおしゃれな感じでありつつ曲がめちゃキャッチーでずっと聴いていられます。声や歌い方も上手いのに押しつけがましさは一切なくて聴きやすい。
特に実質1曲目のNice to each otherなんかは超キャッチ―でここんとこ頭ん中でぐるぐる回ってます。
kakkmaddafakka『Untitled』
ちゃんと夏にリリースしてくれるのがうれしい夏バンドのニューアルバム。
もちろん曲はとてもいいんだけど、前作あたりからシングルリリースが多すぎていざアルバムが出てもほぼシングルまとめなのが残念で、本作もシングル10曲+新曲3曲という構成。しかも新曲が最後にまとまっててタイトルも開き直ったみたいな『無題』なのでアルバムが出たっていう嬉しさはあんまない……。それでもシングルで聴いてた曲も久々に聴いてやっぱいいなあと思ったりはしますけど……。私はFirestarterとHead In My Handsが特に好きです。
スピッツ『見知らぬ糸』
どうせもうすぐアルバムが出てその感想で詳しく書くのでここでは手短にしておきますが、スピッツのパロディをしているようにすら聴こえてしまうくらいスピッツらしい感じの曲でありつつも、瑞々しさとアラ還だから出せる終わりを予感させる儚さが同居していて今のスピッツだからこそ出せる空気感でもあってめちゃくちゃ良い。
あとMVがスピッツのくせにカッコ良すぎて笑いました。



