見世物小屋で働かされていた生き人形の子供は、テレビで見たチャッキーとティファニーを両親だと確信してハリウッドへ会いにいく。
一方、チャッキーとティファニーは彼らを描いたホラー映画の撮影用に復元されていた。呪文で自分達を人形の体に呼び戻してくれた子供人形に彼らは名前をつけて育てることを決めるが、やがて教育方針をめぐって対立し......。
前作も大概でしたが、本作ではいよいよ3までのシリーズの面影はなくなってクソバカコメディに成り下がってしまっていて最高でした!
物語は見世物小屋で過酷な児童労働(?)を強いられる子供人形が脱走して両親に会いにいくくだりから始まるんですが、この辺がなんかトイストーリーっぽくて笑いました。
人形目線のPOVはこれまでのシリーズでも出てきましたが今回は子供人形によるもので結構長めに悪夢的シークエンスを見せてくれてホラー映画としても大満足。
......なんですが、チャッキーたちのパートに入ると、前作でティファニーを演じたジェニファー・ティリーが『チャイルドプレイ』の主演として本人役で登場するから爆笑しました。しかも、クソB級ホラーにしか出られない自分を変えるために気鋭の監督と寝て大作の次回作に主役の聖母マリア役で出ようとする......という酷い役で、これに出るのめっちゃ好感度上がりました笑。代表作『バウンド』ネタも擦られまくっておもろいし、久々に『バウンド』も観ちゃいました。
そんなシリーズ作品であることを利用したメタ映画でありつつ、エログロも前作よりパワーアップ。首チョンパやホクホクの内臓などキモい映像がいっぱい観られるし、下ネタも前作以上に酷くてめっちゃ楽しい!
終盤では絶対やると思ったあの名作ホラーのパロディシーンや、JAPAN要素を前面に出そうとしてるけどちょっと別の国入ってそうな雑さとか馬鹿馬鹿しくて笑うし、でも最後まで観ると家族の絆を描いたホームドラマでありつつあまりにも異様な結末を迎える邪悪なホラーでもあって、見どころしかないクソおもしろ映画だった。
というのも、製作陣も本作でコメディ路線は終わりにしようと考えていたらしく、だからこそなんでもありでバカなネタてんこ盛りになってるんですね。
こういうバカ映画好きだから名残惜しさもありますが、シリアス路線に戻る次の6、7作目も楽しみです。
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