Frankie Cosmos『Different Talking』
なんか前から気になってはいつつ実際にはちゃんと聴いたことなかったバンドの新作。聴き始めてから調べて知ったんだけどボーカルの人はフィービー・ケイツの娘らしくてびっくり。
それはさておき、ギターロックらしい爽快感もありつつジャキジャキしすぎず陽だまりでぼんやりするような暖かみや明るさも感じられるサウンドがとても良い。1曲1曲がめっちゃ短いので腹ならぬ耳八分目の感覚で聴けるのもいいね👍
suchmos『Sunburst』
サチモス、好きっちゃ好きだしそんなハマってるわけじゃないっちゃそうだったんですが、まぁさすがに再結成するなら聴いてみようと思い。
これまでのサチモスらしさもありつつ、より直球にシティポップっぽい曲とか「結婚しよう」という歌い出しが衝撃的なバラードなど、以前の彼らだったらダサくてやらなかったようなことをやっている変化がかっこいい。再結成前のキャリアの中でも様々に変化していた彼らですが、ある種その総まとめ的にも感じられる幅広い4曲で満足感高いミニアルバムでした。
そのうちフルアルバムも、楽しみにしてます。
Shelly『Shelly』『Shelly2』
clairoさんが所属するバンドらしいんですが、その5年ぶりくらいの新作『Shelly2』が出たというのを見て、前作と合わせて聴いてみました。
どちらも2曲入りのシングルなので合わせても4曲しかないんですが、clairoさんの曲と比べてめっちゃシンプルでストレートなロックサウンドになってんのが気持ちよくこれはこれで好き。1作目の方は2曲がシームレスに繋がってるところもかっこいい。
情報がないので分かりませんが、たまに気が向いたら集まるくらいのバンドなんかな?だいぶ好きなので普通にがっつりフルアルバムとか出してほしいな。
Wet Leg『moisturizer』
イギリス・ワイト島出身の女性ロックデュオで、2022年のデビュー作である前作も聴いてて結構いいなと思ったんだけど、2枚目である本作の方が好きかも。
僅かにダウナー混じりの「ゆるさ」が抜け感になりつつ気怠くはなく力強くてパキッとした感じ......がサウンドと歌声の両方に共通していてバンドの独自性が確立され、なおかつよりポップでキャッチーにもなってる気がします。
ゆうて前作も3年前でそんなはっきり覚えとらんからまた聴き直さなきゃね。
Arctic Monkeys『Humbug』
アクモンの3作目。これまで1、2、5、7と聴いてきたのでバンドのおおまかな変遷は掴めた感じがしますが、本作は2作目までと雰囲気を変え、基本テンポの速くない曲ばかりで重心が下がった大人っぽい雰囲気のアルバムになっています。
ただ曲単位ではそこまで強い曲がなく、本作にキャッチーな必殺のキラーチューンをいくつも加えると5作目とかになるようなイメージかな。
とはいえ、私は「Potion Approaching」って曲がめっちゃ好きでこれが聴けただけでもありがたし。リズムチェンジのとこがカッコ良すぎる。


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