偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

2021-03-05から1日間の記事一覧

太宰治『ヴィヨンの妻』感想

太宰の死は昭和23年。本書は昭和21年から23年までの作品を集めた太宰晩期の作品集。 ヴィヨンの妻 (新潮文庫)作者:治, 太宰発売日: 1950/12/22メディア: 文庫 「親友交歓」終戦から1年、一家で津軽の生家に避難してきた太宰の元を小学生の頃の友人が訪ねてく…