偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

2018-12-19から1日間の記事一覧

トマス・H・クック『心の砕ける音』読書感想文

現実家の兄・キャルと、ロマンチストの弟・ビリー。田舎の港町に暮らす正反対の兄弟の前に、ドーラという流れ者の女が現れた。 ビリーはドーラに恋をし、ロマンチストらしく彼女を「運命の女」だと思うようになる。 しかし少しして、ビリーは殺され、ドーラ…