こんにちは。私です。
さて、こないだフォロワーが「僕がミステリ好きになったワケ」みたいなしゃらくせえブログを書いてたから私もやってみようかと思ったんですよ。
といっても、私の場合ほんとに記憶にないくらいの幼少のみぎりから本をお読みになっていたので(自敬)、辿り出すとキリがないわけでして......。
でもまぁせっかくなのでそのキリがないをダイジェストでやってみようかと思います。どうせ誰も読んでない零細ブログですからね。何したって俺の勝手さ。
というわけで、たぶん0歳くらいから絵本とか色々読んでましたが、覚えてる中で一番昔にハマったのが、幼稚園の頃に擦り切れるほど読んだこれでした。
- 作者:なかがわ りえこ
- 発売日: 1967/01/20
- メディア: ハードカバー
2匹のネズ公がカステラ作る話なんだけど、このカステラがもうめちゃくちゃ美味しいんですよ。
そう、美味しい。
あの頃、私にはまだ豊かな想像力というものがあって、絵本の中でちゃんとあのカステラを食べたんです。黄色くてふかふかで大きいの。
あれから大人になり金を持って資本主義に則って美味いスウィーツをいろいろ喰らったりしてますが、未だにあんな美味いもんには出会ってないですね。
小学校に入ると、友達同士でソサイエティが形成されてなかなか一人で本ばかり読んでるわけにもいかなくなりましたが、それでも毎週図書室で3冊ずつくらい借りていろいろ読んでましたね。
で、この頃、月曜日の7時から犬夜叉と名探偵コナンのアニメをやってて、それが私のホラーとミステリの原体験となって今の趣味嗜好を形作ったも思います。
とはいえ、当時は本ではファンタジーが好きで、低学年の頃はエルマーにめちゃハマってましたね。たしかね、劇も見に行ったんですよ。
- 作者:ルース・スタイルス・ガネット
- 発売日: 1963/07/15
- メディア: ハードカバー
もう細かい内容は覚えてないですけど、このシリーズが3部作で、3部作であること自体にめちゃくちゃ燃えたことは覚えてます。
なんつーか、好きなキャラクターたちが再び三度出てくるワクワクと、でも最後には物語が終わってしまうちょっとした寂しさと......。
それからデルトラとかハリポタとかナルニアあたりを通って、ついに辿り着いたのがこれ。
- 作者:ミヒャエル・エンデ
- 発売日: 1982/06/07
- メディア: 単行本
変なもの、怪しいものがたくさん出てきてとにかく面白かったのね。この頃もまだ想像力があったから、頭の中に世界をぶち込まれるような感覚にシビれたわけっす。
で、これ小4で読んだんだけど、本の後ろの対象年齢が「中学生向け」ってなってたので、正直かなり調子付きましたね。俺ってクラスの他の愚民どもより頭が良いかもしれない、と。
これが私の早すぎた中二病でした。
あ、ミステリだと、友達のアッキーに借りて、はやみねさんの夢水教授を読み耽りましたね。そっから怪盗クイーンや街トムも読んだけど、私はやっぱ夢水派でしたね。番外編の戦国時代に行くみたいなやつとか案外好きでした。
そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト (講談社青い鳥文庫)
- 作者:はやみね かおる
- 発売日: 1994/02/15
- メディア: 文庫
あとは、図書室にあったクリスティとかの子供向けにしたようなのを読んだ気がします。窓際の席に座ってて、なんか巻尺が出てくるのと、ピラミッドの調査中に呪いで人が死ぬみたいなのを読んだ。
ふう、とりあえず小学生までがそんな感じ。
続きはまた。この後、大人向けの本に出会います。