偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

チャイルド・マスター

はい、今日はさっき見たB級スラッシャー的なヘンテコ映画を紹介します。


チャイルド・マスター [DVD]

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タイトルとジャケ写からも分かる通り、チャイルド・プレイの二匹目のドジョウを狙った売り出し方がされている本作ですが、人形はむしろアンソニー・ホプキンスの『マジック』みたいな感じで、ストーリーはもっとこう、うまい例えはないけど『ナチュラル・ボーン・キラーズ』みたいな殺人ロードムービーになってます。

主役は、話せない兄のノルベルト、意思を持つ腹話術人形のダミー君、サイコでビッチな妹のアンジェリーナの3人組。
で、ジャケ写的にこのダミー君が人を殺していくのかと思いきや、なんと妹のアンジェリーナちゃんがサイコキラーで兄と人形は彼女に怯えてるっていう謎の関係性が面白かったです。
なにより、アンジェリーナちゃんの見た目がめちゃくちゃ私のタイプでして、その可愛さを伝えたい......いや、違うな、自分のために残したいがためにわざわざブログに感想を書こうと決意したもので、つまりこの記事はもはや感想ではなく好みの女の子の記録でしかないわけですが......


しかし、この3人組、最高じゃないですか?

お兄ちゃんはお兄ちゃんで、常にこういうおしっこ我慢してるみたいな顔でおしっこ我慢してるみたいな歩き方するのが最高だし、一言で言えば、このビジュアルを見て良さげだと思う人にはオススメの映画ってことですね。

なんせ、ストーリーは別に面白くない。

彼らがゆるーく人を殺しながらベガスを目指すってだけの話で、出会った人を殺すという短いエピソードを積み重ねているだけみたいな展開だから、最初は面白いけどだんだんマンネリ化していきます。
一応途中で女の子を誘拐して子供を産ませようとするみたいなとんでもない展開にはなるんだけど、それにしてもコメディと呼ぶにはシリアスだけど、サスペンスと呼ぶには緊迫感がないという微妙な作り。
オチにしても、一捻りあるにはあるけど、その捻り方もまぁ予想の範囲内だし、ギャグのようでいて悪趣味すぎてちょっと引いた失笑しか出来ないという珍妙なもの。

まぁ人を殺すシーンはなかなか頻出する上にそれぞれ趣向が凝らされていてそこそこ面白かったっすけどね。フェラチオのやつとかは最高。

......と、こうやって書いてみると、あんましハマってない感じにはなっちゃいますが、前述の通りとにかくアンジェリーナちゃんが可愛い、それだけであり、それだけで唯一無二の存在価値を持つ映画なので、あえてここに書いてみた次第です。
なんせ、彼女を演じるペイディン・ロパチーンさんはどう探しても本作以外に出演作がなさそうなので、本当にその意味では唯一なんですね。
というわけで、けっこうキモいですが最後に可愛いすぎる彼女のスクショを貼っといてこのグダグダすぎる感想を打ち切りたいと思います。



ロリっぽいのに色っぽくもある感じ、タイプですね。



富士フィルムインスタントカメラ、世界で使われてるんですね。殺した人の記念写真を撮るサイコなシーンですが可愛い。


這いつくばらされて言葉攻めされたくなる画像。最高っすね。


それでは、ばいちゃ!(この記事なんだったんだろう)