偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

Apple Musicに加入しました

はい、しました。

正直なところ、これまでストリーミングってのにはちょっと反発心がありまして。
その理由ってのはまぁ、やっぱCDへの愛着だとか、ストリーミングでたら〜っと音楽流してアルバム単位とかで聴かない人への嫌悪感だとか、「作品」というものへの「単価」が付かないことへの反発だとか、そういうしょーもないけど自分の中では重要な気持ちによるものだったりしたわけです。

でも、時代は変わるものですから、きっとこのまま遅かれ早かれCDというphysicalなモノは衰退していって一億総月額定額聴き放題社会がやってくるのでしょうからね。どうせそうなるなら早いうちに始めて慣れといたほうがいいかと思って始めたわけです。
あと、どうせストリーミングで聴き始めたところで、好きなバンドの新作は特典目当てでフィジカルでも買うだろうし、ガチで好きなバンドの新作なら特典無くても手元に置きたいという執着心で買うでしょうから、結局ガチなバンドには単価を払わざるを得ないわけで......。
そうなると、CD買わずにストリーミングで聴く音楽ってのは、ストリーミングやってなくたってレンタルでしか聴かないような、例えばback nu......いやなんでもない......。
とにかく、どうせレンタルで済ますくらいならストリーミングで月1000円でも払った方が結果的にはアーティストにお金が行くのではないかという......そもそもなんで音楽関係者でもないのにアーティストの取り分を気にしてるのかって話ですけど、そこは腐っても音楽ファンなので......。そこそこのバンドに3000円は払えないけど、多少なりとも貢献したい気持ちはあるというフクザツな乙女心 a.k.a自己チューがあるわけでして。

ともあれ、はじめてみたわけですが、使ってみるとこれがまぁ便利!

気になるハンドの新作は出た日に即聴けるし、なによりレンタル屋にもあんま置いてないようなマイナーな作品なんかも揃ってたり、シングルのカップリングみたいなわざわざCDでは収集しづらい曲まで聴けたりと、開始初日にして色々謳歌しちゃってます......。



気になってたミツメ聴ける......テナーのB面曲聴ける......Denteなんて日本で知名度皆無なのに聴ける......ストリーミング最高やんけ!

そんな熱い手のひら返しをしつつ、気になる音楽が多すぎて片っ端からダウンロードしつつ聴く時間はないという、積読500冊クズ野郎らしい悩みを抱える羽目になってしまいましたとさ。嗚呼、大量消費社会の闇よ............。

2019/3/26