偽物の映画館

観た映画の感想です。音楽と小説のこともたまに。

冬の怪談 〜ぼくとワタシとおばあちゃんの物語〜

TSUTAYA FASもとまち店をご存知だろうか?愛知県豊田市の周囲に工場が多い場所に立地するTSUTAYAで、その土地柄から車で行くと混んだり道が複雑だったりとけっこう面倒なお店なのである。だが、そこには愛知県の他のTSUTAYAではなかなか置いてないマイナーなホラーの品揃えが多い。

 

ってわけで、そこでついつい借りちゃったのがこの作品なのでした......。

 

 

冬の怪談 [DVD]

冬の怪談 [DVD]

 

 

 

製作年:2009
監督:上野コオイチ
出演:矢島舞美福田花音

☆0.6点

 


アイドルにハマれないタイプの人間です。正直アイドルの追っかけとかしてる人の気が知れないと思います。でもそれはそれとしてやっぱり可愛い女の子を見るのは幸せなので、B級アイドルホラー映画なんかはたまに観たくなってしまうのです。

 

トーリーはめちゃくちゃで、霊媒師だった主人公の祖母が亡くなったことでいままで彼女を恐れていた悪霊(いわゆるゾンビ)たちが現れる。そいつら若手霊媒師の矢島舞美ちゃんが倒していき、主人公とその妹を守ろうとする、ってな具合の私の文章の下手さをさっぴいても見るからにつまらないお話です。

実際に、見てると台詞でめちゃくちゃ説明するという無粋なことをやってもなお説明がよく分からなくて話についていけないというダメっぷり。演出もボイスチェンジャーにかけたような気持ち悪い声、ひゅぅぅぅ〜んとかびょわぁぁぁ〜みたいな音、「明るさ」のツマミをぴいーっと下げただけみたいな妙に暗い画面など徹頭徹尾安っぽくて、ここまでくると素人臭さに親近感すら湧きます。
そんなつまらん映画でしたが、しかし70分飽きずに見ることができました。というのも......。

 

そう、今作に女子高生霊媒師役で出ている矢島舞美ちゃんですが、個人的に世の中の女性有名人の中でも鈴木咲や幼少期のアーシア・アルジェントや逢田みなみに並んでトップクラスに好きな外見なのです!
だから、どんなに映画の内容がつまらなくても彼女を見ていれば飽きることはありませんでした。どんなに映画の内容がつまらなくても。あとどんなに棒読みでも!いやまぁそもそも変人の役なので棒読みのがミステリアス感出てる気もします!そうです。私はあの子の味方なのです。
「ゾンビデオ」では高かった露出度が今回低めなのは("冬"の怪談
なので当然ですが)ちょっと残念。しかしそれゆえに際立つスカートとニーソの間に見えるふとももはバスの揺れ方よりも明確に私に人生の意味を教えてくれます。これを拝むために私は生まれてきたのだ。ふともも万歳。霊媒師の彼女ですが、攻撃方法は①十字架②お札③蹴り の3つだけ。そのためお話としてはくっそつまんないんですけど、あの綺麗な脚が美しい曲線を描いて繰り出す蹴りを見ているだけで幸せになれるので良かったです。

 

また、超絶美人の矢島舞美ちゃんには敵いませんが、中学生の妹役の福田花音ちゃんもめちゃくちゃ可愛かったです。自分ではロリコンじゃないと思ってたけどもしかしたらロリコンの気があるのかもしれません。あんな中学生の妹にめちゃくちゃ棒読みでも「ばっかじゃないの!」なんて罵られることができたなら死んでもいい。あんな可愛い友達の妹に朝出会って「おはようです」なんて言われたら私ストーカーになる。妹目当てで友達の家に通う。

 

また、超絶美少女の矢島舞美ちゃんと、ロリ系美少女の福田花音ちゃんには敵いませんが、ゾンビ化する主人公のクラスメイトの女の子も良かったです。具体的に露出するとかはないけど素人っぽい演技での色仕掛けが妙に生々しくて大いに性欲を刺激されました。ゾンビになったクラスのマドンナに食われて死にたい。いつか彼女が出来たらゾンビになって食べてもらいます。

 

そんな感じで、映画の内容は特に触れる気にもならないものでしたが、女性陣の美しさだけで見られるという点においてある意味とても模範的なアイドルホラーだと思います。また女の子ばっかり目についてしまいますが男共も超絶怒涛に童貞臭い主人公、なぜかラストでサイコサスペンス化する友人など、妙にいい味出してて印象に残っています。


見る価値ないけど男なら美少女目当てに見て損はない駄作でしょう。